【おすすめの本】運用哲学のバイブル「敗者のゲーム」の紹介

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私はここ数ヶ月で投資について興味を持ち、いろいろな本を読んで知識を蓄えています。先日話題に上げた、「お金をとことん増やしたい人のための資産運用超入門」もその一つです。本日は読んだ本の中でも、運用哲学のバイブルと呼ばれる鉄板の書、「敗者のゲーム」について紹介します。

本の情報
 「敗者のゲーム<原著第6版>」
  チャールズ・エリス(鹿毛雄二訳)
  日本経済新聞出版社
  2015年1月23日

資産運用の本質に触れる

この本は資産運用の具体的な方法(どの商品がよいか)を述べるというより、考え方、本質を理解してもらおうという趣旨のものでした。

冒頭ではまず本の題名にもある「敗者のゲーム」ついては述べられています。著者曰く、資産運用はここ数十年で「勝者のゲーム」から「敗者のゲーム」になった、ということらしいです。これは「現在の投資では積極的に勝ちに行くよりも、負けないこと(ミスを少なくすること)が大事なのだ」ということのようです。

資産運用の世界は資本金が全てで、お金を持っている人、機関投資家が有利になるようにできています。つまり市場はプロの機関投資家に支配されているわけで、アマの個人投資家は積極的に勝ちに行っても食い物にされるだけなのです。ですので「積極的に勝ちにいくより、ミスを減らすことを目指しなさい」というのが「敗者のゲーム」の意図することなのです。

インデックス・ファンドを知る

では投資における「ミスを最小にする方法」とは何なのか、それがインデックス・ファンドだと著者は述べています。インデックス・ファンドとは一般的に「指数」(インデックス)を目指す「投資」(ファンド)だと言われています。つまりはその市場の平均点を目指す投資のことです。逆に市場平均より高い成果を目指す(勝ちにいく)運用方法をアクティブ運用と呼びますが、短期間ではアクティブ運用が勝ることはあっても、長いスパンでのデータを比較するとインデックス・ファンド(パッシブ運用という言い方もある)が勝っているらしいのです。アクティブ運用は私情を挟みやすいが、常に平均を目指すというブレない基準があるため、感情コントロールの面でもインデックスファンドは優れています。

未来は誰にも予測できない

市場は法則性のない動きをする「ランダム・ウォーク」だと言われています。つまり誰にも予測できないため「こうだろう!」と予測しても大抵思い通りに動いてくれません。これがアクティブ運用が失敗しやすい原因にもなっています。逆を返せば予期せぬ不況(リーマンショックなど)で市場自体の価値が大きく下がる可能性もあるということで、これはインデックス・ファンドにとっても大打撃となる可能性も示唆しています。この点今後投資を始める方は覚えておかなければなりませんし、自分もまだ大きな不況を経験したことがないひよっこ投資家ですので、頭の片隅に置いておくようにしています。ただ、アクティブ運用よりもインデックス・ファインドのほうが損失が少なくなりやすいようなので、この点もインデックス・ファンドを推している理由です。

まとめ

私はもともと「投資は博打で資産の大半を失ってしまう」という考えを持っていましたが、それは投資方法に問題があるだけで正しい知識を身につければ自分の資産を増やすことができるものだと知りました。インデックス・ファンドはその王道パターンの一つです。自分はこの考えを踏まえて、さらに色々知識を蓄えて、最終的に自分のライフプランを考慮しつつ当面の投資スタイルを決めていきました。(今後紹介できればいいなと思っています)

投資一本で食べていきたいというプロ志向の方以外はインデックス・ファンドは選択肢になると思います。本書はボリュームが大きくその全てを紹介することはできませんでしたが、今後、資産運用の中でも株式投資に興味のある方には、その先駆けとして考え方を学ぶ上で「敗者のゲーム」をぜひ手に取っていただきたいです。
今回は「【オススメの本】敗者のゲームの紹介」でした。最後まで読んでいただきありがとうございました。

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