
仕事をなかなか覚えられない

自分なりのやり方が見つからない
今回はこのような方に向けた記事です。
少し年配の先輩で職人気質だったりすると「いちいち言われなくても見て覚えろ」と言いがちですが、自分はその意見は半分あっているような気がしています。
さすがに全てを見て吸収するのは不可能なので、質問をする隙は欲しいですが、後姿を見て何かを学ぶということは大事だと思っています。
私も先輩からよく「まずは俺を目指せ」とカッコよく言われたのを記憶しています。
今回は自分自身が会社で成長する上で、先輩の真似をすると何がよいのか、メリットを紹介します。
なぜ先輩の真似をすると良いのか?
0. 一からやろうとする人は意外と多い
何か仕事をやろうとするとき、先輩側の教え方の良し悪しもあるかもしれませんが、案外一からやってしまう人が多いように感じています。
まずは自分でやってみようと試みるのは良いことなのですが、時と場合によっては真似る方が良い場合も多いので、選択肢の一つとして持っておくと仕事のやり方の幅が広がるかもしれません。
そもそも頼れる先輩、お手本にできる先輩がいることが前提になりますけどね。
1. 先輩が答え
会社という組織は新しい取り組みを行いつつも、既存の業務をやることも多いと思います。
その際に先に先駆者がいた場合、そのやり方を真似るのが1番の近道であり、答えです。
いきなり模索して自分なりのやり方を探そうと思っても、時間がかかるばかりか結果も良いものにならないことが多いです。
まずは覚える、慣れるためにも真似をするところからスタートしましょう。
2. 自分の悩みは大抵先輩も悩んだこと
真似ると良いことは、先輩が悩んだところもある程度クリアになった状態で次のステップに行けることです。
例えば先輩が10時間かかってできるようになった仕事を真似て1時間でできるようになれば、残りの9時間を別の仕事に当てることができ、会社としても効率を上げることができます。
人によっては、楽して覚えるのではなく、苦労して覚えるべきだという意見もあります。
ただ、一個人からみると苦労して覚えると身になるかもしれませんが、できるようになれば自然と覚えられるはずですし、それ以外で何かを生み出すことができれば、会社へ貢献できるものだと思っています。
3. 会社にとってもメリット
会社という組織に属している以上収益を上げることが重要なので、効率化はやってしかるべきでそのためには先輩でも上司でも使えるものは使うのが筋だと思います。
同じ時間かけて同じことをしていてもそれ以上進歩はないわけで、その先へ行くには効率化が大事になってくるわけです。
会社に貢献できるステップは以下のとおり
①先輩を真似る
②先輩と同じレベルになる
③先輩以上のプラスアルファを生み出す
④プラスアルファが会社に貢献した分(利益につながる)
4. 先輩のやり方を真似て実践したら、自分なりのやり方は見えてくる

やり方を真似て実践しているうちに、
こうした方がより効率的なのでは?
ここは無駄なのでは?
と、自分なりのよりよいやり方が見えてくるものです。
通例で使用されてきたファイルをいじってみたり、テンプレートを見直してみたり、何かしらできることがあると思います。
自分なりのやり方は最初はなくて良くて、まず真似ていると自ずと自分のやり方は見えてくるはずです。
5. 後輩にも同じ手法でバトンタッチしていく
このように世代を受け継いでいけば、どんどん新しいものが生まれて会社としては理論上右肩上がりになっていくはずです。
とはいえ現在私の会社の体質を見ると必ずしもそうはなっていないのが現状だと思っています。
ただ自分後輩たちにはまずは真似る、ということを実践してもらっています。
そうすることで後輩のその先もずっとバトンが引き継がれていくといいなと思っています。
まとめ
今回は仕事をうまく覚えるやり方として、先輩を真似るメリットを紹介きてきました。
この方法は自分の先輩からの受け売りで、自分も共感していやり方です。
みなさんも後輩ができて指導する立場になった際に、まず自分を真似るよう促してみてはいかがですか?
(そもそもその前に自分が真似されるに値する先輩にならなければならないですが)
今回は「【仕事術】先輩の真似をするという選択肢」というお話しでした。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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