【投資】米国株買付け 想定より少なくなるのはなぜか?【余力拘束額算出】

資産運用

今回はこのような投資初心者向けの記事です。

投資初心者
投資初心者

米国株を購入しようとしたんだけど、思っていたより買えなかった!

投資初心者
投資初心者

買付余力が思ったより余っていたけどなんでだろ?

この記事でこんなことがわかる!
余力拘束額の計算方法がわかる!

本記事はSIB証券を使用した際の体験をもとに書いています。
計算式もSBI証券より引用していますので、ご了承ください。

米国株式購入の際の注意点

米国株式を購入する際、単純に購入金額[¥]/為替レート[¥/$]/基準価額[$]を計算して株数を算出し、その額を準備して購入するだけでは、算出した株数を購入できません。(計算結果次第では購入できることもあります)


理由は単純で為替レートと基準価額は常に変動しているためで、証券会社側は少し大目にお金を預かっています

実は「(見本)外国株式取引に関する説明書」の中にも記載があり、以下のような計算式が載っています。(よくわからない方はとりあえず飛ばしてもオッケイです)

SBI証券 外国株式取引に関する説明書より抜粋(2020年10月27日時点)
1【特定/一般預りでの注文】
(a)特定/一般預りの注文による買付余力の拘束は以下のとおり行います。
<寄付前の注文時> 
【外貨決済の場合】前営業日の終値(米ドル)×上乗せレート(%)×株数+手数料(米ドル) 
【円貨決済の場合】{前営業日の終値(米ドル)×上乗せレート(%)×株数+手数料(米ドル)}×注文時概算為替レート×105%
<寄付後/ザラ場中> 
【外貨決済の場合】注文時点の直近価格(米ドル)×上乗せレート(%)×株数+手数料(米ドル)
【円貨決済の場合】{注文時点の直近価格(米ドル)×上乗せレート(%)×株数+手数料(米ドル)}×注文時概算為替レート×105% 
2【NISA 預りでの注文】
(a) NISA 預りの注文による買付余力の拘束は以下のとおり行います。 
<寄付前の注文時(NISA 預りでの注文)>
【外貨決済の場合】{前営業日の終値(米ドル)×上乗せレート(%)×株数+手数料(米ドル)}×注文時為替レート×105% 
【円貨決済の場合】{前営業日の終値(米ドル)×上乗せレート(%)×株数+手数料(米ドル)}×注文時概算為替レート×105%
<寄付後/ザラ場中(NISA 預りでの注文)>
【外貨決済の場合】{注文時点の直近価格(米ドル)×上乗せレート(%)×株数+手数料(米ドル)}×注文時為替レート×105%【円貨決済の場合】{注文時点の直近価格(米ドル)×上乗せレート(%)×株数+手数料(米ドル)}×注文時概算為替レート×105%
(b) NISA 預りの注文による NISA 枠の拘束は以下のとおり行います。 
<寄付前の注文時(NISA 預りでの注文)>
【外貨決済の場合】前営業日の終値(米ドル)×上乗せレート(%)×株数×注文時為替レート×105% 
【円貨決済の場合】前営業日の終値(米ドル)×上乗せレート(%)×株数×注文時概算為替レート×105%
<寄付後/ザラ場中(NISA 預りでの注文)>
【外貨決済の場合】注文時点の直近価格(米ドル)×上乗せレート(%)×株数×注文時為替レート×105% 
【円貨決済の場合】注文時点の直近価格(米ドル)×上乗せレート(%)×株数×注文時概算為替レート×105%


色々書いてありますが、要は
「注文時点の直近価格(米ドル)×上乗せレート(%)×株数×注文時概算為替レート×105%*」です。
*拘束倍率ということで以下の記述があった。

SBI証券 外国株式取引き説明書より抜粋(2020年10月27日時点)
(2)円貨決済 「円貨決済」による買い注文を発注される際は、日本円の買付余力の範囲においてご注文いただけま す。ご注文発注時に、日本円の買付余力から概算受渡金額(円貨)を拘束させていただきます。なお、 「期間指定」注文においては、繰越時に概算受渡金額(円貨)が再計算されます。参考レートの変動に より拘束させていただく金額に不足が発生した場合は、当該注文は繰越されず失効となります。「期間 指定」による買い注文発注の際は、余裕を持った資金のお預入れをお願いいたします。※概算受渡金額(円貨)には、為替レートの変動による不足金が発生しないよう、各通貨の直近の参考 レート(対円レート)に通貨ごとに定めたレート米ドル・香港ドル・ロシアルーブル・シンガポールドル・ タイバーツ・マレーシアリンギットは 105%、韓国ウォンは 110%〕を上乗せして算出いたします。実際の 受渡金額とは異なりますので、ご注意ください。なお、上乗せするレートは、為替の変動状況などを考 慮のうえ、当社の独自の判断により変更することがあります

ここまでわかったところで、計算例として以下の通り表を作成しました。

表計算ソフトでの算出結果


太枠に投資金額、その時点での基準価額概算為替レートを入力を入力します。
最終的な算出された余力拘束額というのが、証券口座に入っていなければならない金額です。

以下は実際のSBI証券の取引画面です。

SBI証券 買付け前の画面


この結果からわかるのが、
10万円分投資したいからといって10万円しか証券口座に入れていなければ、買付余力不足ということで、注文できない」
ということです。

ではいくら口座に入れておけば注文できるか?が余力拘束額になるので、上記例だと¥107,442ということになります。

まとめ

ここまで、余力拘束額の計算方法について解説してきました。途中長ったらしい説明や計算式が出てきましたが、紐解いてみればとても簡単でした。

そもそも今回の記事、何を隠そう私が注文の際に躓いた内容でした。

初めて買い付けした際は、買い付け余力不足のメッセージが出てきてしまったため、自分の計算が間違っていると思い、購入口数を1ずつ減らして購入できるところを模索していました笑

しかしその後買い付け余力が復活した際に、まだ数株買えるだけの金額が残っており何かおかしいな?と思い、改めて外国株式取引の説明書を読み返した次第でした。

おそらく、最初からすべての書類を読み込んで実践するべきなのかもしれませんが、横着してしまいこのような結果になってしまいましたが、失敗から学ぶことも多くおかげで証券口座の中でのお金の動きについて少し詳しくなりました。

おそらく何年も取引をしている先輩投資家の方には当然の内容かもしれませんが、初心者の方にはすこし役に立つ内容だったのでは?と思います。

説明書にもあるように、取引き前には買付け金額に対して余裕をもった入金をするように注意しましょう!

今回は「【投資】米国株買付け 想定より少なくなるのはなぜか?【余力拘束額算出】」というお話でした。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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