【資産運用】投資の基本 分散投資とその理由

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投資初心者
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分散投資って何をどう分散させるの??

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分散投資って本当に効果あるの??

今回はこのような方向けの記事です。

資産運用を始めると、よく耳にするのが「分散投資」というキーワードです。

私も色々な書籍やインターネットでの情報、YouTubeでの情報収集と色々自分なりに調べてきましたが、やはり分散投資についてはどこの情報を見ても重要項目として挙げられています。

ただ一様に分散投資と言っても、様々な分散の種類があって

  • どのように分散させるのか?
  • どれくらい効果があるのか?

は気になるところだと思います。

今回は分散の方法を解説していき、次回記事で分散の有効性を様々なETFの過去実績、チャートを比較して見ていきたいと思います。

分散投資を行う理由とその種類

分散投資を行う理由

まずなぜ分散投資を行うか?ですが、そもそも投資には様々なリスクが存在します。

では投資ではどのようなリスクがあるか見てみます。

①リターンに伴うリスク

一般的に投資においてリスクとはリターンの振れ幅のことなので、リスクが高ければリターンが大きく、逆にリスクが低ければリターンも小さくなります。

リターンばかり追い求めていると大きい振れ幅の下限となったときに大きな損失を抱えることになります。

逆にリスクを取らないとリターンが小さく資産の増え方が緩やかになってしまいます。

ですので、リスクが取れる人はリターンを追い求めていけばよいですが、そうでない人はリスクが少ない資産(貯金や債券など)も併せて持っておくことが推奨されています。

②集中投資によるリスク

リターンに関わるリスクばかりではなく、資産や投資先を1カ所に集中してしまうことによるリスクも存在します。

集中投資は当たれば資産が大きく増える可能性がある一方、株価の下落や倒産に至ってしまった場合の損失が大きいという側面も持ち合わせます。

例えば

A. 1つの企業に100万円投資していた場合
  〇株価が倍になった場合も利益も倍の200万円
  ×株価が半分になった場合もそのまま資産が半分の50万円

B. 10の企業に10万円ずつ投資していた場合
  〇1つの企業の株価が倍になった場合の資産は110万円
  ×1つの企業の株価が半分になった場合の資産は95万円

ざっくりした例ではありますが、リターンの振れ幅がA.150万円に対し、B.15万円と1/10になっています。

リスクをとれる人はAのパターンが良いかもしれませんが、着実に増やしていきたい場合はBのパターンが良いというのがわかると思います。

分散投資の種類

そこで大事な考え方の一つが分散投資になります。

上記の①や②のリスクを低減するために、様々な方法で分散投資を行うことでそのリスクを低減することができます。

分散投資には大きく以下の4つがあります。

1.資産の分散
2.時間の分散
3.セクターの分散
4.国の分散

1.資産の分散

資産運用には様々な投資対象があります。

具体的には、株、債券、ゴールド、FX、暗号資産(仮想通貨)などです。

資産の値動きにはそれぞれ特徴があり、景気に左右されるもの、金利に左右されるもの、そもそも独立しているものなど様々です。

例えば株式市場の大きな下落局面が来てしまった場合、株式ばかりに投資をしていたとすると、保有している株式は同じような値動きをしてしまうため、資産価値が同じように下がる可能性が高くなってしまいます。

ですので、下落局面が来ても資産の下がり具合をできるだけ抑えられるように、値動きの異なる資産を織り交ぜて保有するとよいとされています。

2.時間の分散

株式投資に限らずどの資産運用でも、売買のタイミングやどの程度購入するかによって増え方は変わってきます。

ですが初心者にとってはこの売買タイミングこそ、資産運用のハードルを上げている要因の一つだと思います。

ただこの売買タイミング、ベストタイミングなど誰にも予測できないもので資産運用のプロたちでも正確に読むことは難しいとされています。

株式市場の暴落が起きたリーマンショックやコロナショックも誰も予想できなかったことだと思います。

(もし予想出来た人がいたとすれば、その方たちはおそらくかなりの資産を築けていることと思います。)

資産運用において、一番避けたいのは高値で掴んで、安値になってから手放してしまうことです。

ただ先ほども述べたようにいつが買い時なのか?のベストタイミングは到底わかりかねます。

ですので、定期的に定額ずつ購入する「ドルコスト平均法」と言う手法が推奨されています。

ドルコスト平均法を用いることで、高値域の際は少く、安値域の際は多く購入することができます。

もちろんこの手法を取ることで、大きく資産が増える可能性も減ってしまいますが、高値掴みのリスクを抑えることができます。

3.セクターの分散

株式投資における分散投資で、セクター分散つまり企業の業種を分散させることも重要だとされています。

企業の業種によっては景気の上下に左右されやすいもの(景気敏感株)や景気の上下に左右されにくいもの(ディフェンシブ株)があります。

一般的に鉄鋼業や化学産業は景気によって業績や株価が上下する傾向にあり、景気敏感株と呼ばれます。

好景気の時に株価が上がりやすい傾向にある一方、不景気の際は大打撃を受けることになります。

分散の候補として、ディフェンシブ株としてあげられる生活必需品や、薬品などの景気に左右されにくい銘柄があげられます。

このようにで投資対象を同セクターに偏らないように分散させることで、下落の幅を抑える効果が期待できます。

4.国の分散

投資対象とする国も分散の候補として挙げられます。

国によって、

  • 国策
  • 経済成長(人口増加率)
  • 為替変動
  • 法整備

などの様々な違いがみられます。

例えば日本だと法整備はしっかりしているけど経済成長はいまいちだとか、米国だと今後も経済成長に期待できそうだとか、とらえ方によって投資対象が変わってきます。

他にも先進国は経済成長をしきっていて今後の伸びも緩やかである一方、新興国は経済成長ができそうだとみることもできます。

一方で新興国は発展途上ゆえに法が整備されておらず不安定な情勢になりそうだというリスクもはらんでいます。

また我々が住んでいる日本だけを投資対象としていた場合、日本という通貨にのみ頼ることになるので、保有通貨の分散という意味でも国の分散が有効と言えます。

このように、投資対象とする国にもリスクとリターンが存在し、自分がその国にどのような未来を予想するのかで投資対象が変わってきます。

まとめ

ここまで分散投資のがいようについて解説してきました。

分散投資をする理由は以下のリスクを分散させるためです。

  • リターンに伴うリスク
  • 集中投資によるリスク

これらのリスクを考慮して、分散投資を行っていくのですが、分散の方法として具体的に4つ紹介しました。

  1. 資産の分散
  2. 時間の分散
  3. セクターの分散
  4. 国の分散

これらの分散は不測の事態を想定すると分散しておくに越したことはないと思いますが、具体的にどの程度効果があるのかは気になるところだと思います。

次回はこれらの分散投資がどれだけ効果があったのかを米国ETFの過去データを比較しながら確認してみたいと思います。

今回は「【資産運用】投資の基本 分散投資とその理由」というお話でした。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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