【資産運用】iDeCoを利用しなかった5つの理由

サラリーマンライフ

先日、【資産運用】iDeCoの仕組みと節税効果を大解説という記事を出しました。

特に節税効果については、検証したモデルでも一定のメリットがあることがわかりました。

ただ、今回は

iDeCo不信派
iDeCo不信派

iDeCo、聞いたことはあって気になるけど、いいことばかり書いてて怪しい…

iDeCo不信派
iDeCo不信派

逆にデメリットはないの?

このような、逆に不振に思われている方向けの記事になります。

かく言う私たち夫婦も実はiDeCoを利用していません

ですので、

なぜiDeCoを利用しなかったのか?

について、その理由や考え方を紹介していきます。

引用:iDeCo公式サイト

iDeCoを利用しなかった5つの理由

iDeCoについてはネット証券口座を開設した方であれば、NISAと同じくらいの規模、頻度で存在をアピールしてくるので、一度は目にしたことがあると思います。

年金問題が騒がれる中、国としても控除の対象とすることで制度の利用を推し進めている印象を受けます。

実際に国全体で見ればiDeCoの加入者は増えており、みな将来を意識して資産形成をし始めていることがわかります。

国民年金基金連合会が4月1日に発表したiDeCo(イデコ、個人型確定拠出年金)の業務状況によると、2月の新規加入者数は4万1,942人で加入者総数は153万114人になった。月間新規加入者数は1月と比べて1万440人増加した。月間の新規加入者数が4万人を超えたのは19年8月(4万433人)以来。

出典:iDeCoの2月の新規加入者は約4.2万人で18年4月以来の高水準、加入150万人突破|モーニングスター (morningstar.co.jp)

国の後押しがある制度でメリットがあると思っている一方、自分たちの資産運用スタイル将来に向けてのライフスタイルに合わないと感じたので、iDeCoを利用しないことに決めました。

では具体的になぜ利用するに至らなかったのか、一つずつ解説していきます。

1.手続きが面倒

まず、第一に手続きが面倒でやめてしまったというのがあります。

私はSBI証券の口座を開設した際に、NISA口座と共にiDeCoを利用するための資料請求も同時に行いました。

ここでポイントなのが、まだ資料請求の段階であるということです。

証券口座開設と同時にiDeCo口座(仮)なるものを開設できて、余計な手続きが不要であれば、おそらくすぐに開設して運用を始めていたかもしれません。

ですが、実際は資料を請求して・・・届くまでしばらく待って・・・書面を記入して・・・、と踏む段階と手間が多く煩わしさを感じてしまいました。

さらに受け取り時も面倒な手続きがいるようで、また追加で手続きをしなければならないとなると、とても苦労しそうな未来が見えます。

控除の対象になったり、年金として受け取れたりするなど、制度として少し複雑なところもあるので、手続きが面倒になるのは多少理解はしていますが、それでも面倒くささが優ってしまい制度利用するには至りませんでした。

2.商品に自由度がない

iDeCoはNISAと同じように国が定めたある特定の商品が対象になっています。

数ある投資商品の中でも、国が選りすぐって烙印を押してくれた商品ばかりなので、極端な地雷商品を避けることができます。

その一方で、特定の商品にしか投資することができなくなるというデメリットもあります。

特に投資信託に商品が偏っているため、個別株ETF海外の商品を選択することができません

商品選択は自分の大事な資産の未来を左右し、自由度がなくなるということはデメリットになると考え、iDeCoを利用しませんでした。

3.税金の仕組みが難解

iDeCoの強みを知り、良さを最大限に活かすには税金の仕組みが必要不可欠です。

iDeCoを勧める謳い文句には、

  1. 全額控除の対象
  2. 運用益は非課税

というのが目立ちます。

ただ、見落としがちなのが、受取るときには税金が掛かるという点です。

自分で積み立てた資産を受け取るのに、なぜ税金が掛かるのか、個人的に納得がいかない部分がありました。

iDeCoは一定の節税効果は期待できるものの、受取り方法によっても課税方法が違ったり、仕組みが難しく思え、今後年老いてからうまく利用できるか?疑問に思えたというのも利用しなかった一つの要因になりました。

また税金ではないのですが、よくわからない手数料も必要になります。

大きな金額ではないのですが、あるということを理解しておいて損はないと思います。

イデコ手数料について|個人型確定拠出年金iDeCo【公式】 (ideco-koushiki.jp)

以下、抜粋です。

加入・移換時手数料(初回1回のみ):2,829円
加入者手数料(掛金納付の都度):105円
還付手数料(その都度):1,048円

4.投資対象が増えて管理が煩雑になってしまう

個人的には口座を増やすことなく、投資対象も出来るだけ絞って管理したいという希望がありました。

私は将来に向けての資産形成がメインなので、米国ETFへの投資をメインにしているのですが、それも出来るだけ高配当で、さらに分散投資も可能にするファンドという理由で選んでいます。

iDeCoをフル活用しつつNISA口座と異なる投資対象(国内株式、債権、REIT)とすることで、さらに分散投資をすることができ、暴落時のリスクを低減する役割があったのかもしれません。

ただ、色々バラバラに運用していると

  • 現在の状態がわかりにくくなると感じた
  • 多少リスクをおってでも資産を増やしたいという願いがあった

ので米国ETFに絞り投資を進めることにしました。

また、iDeCoは手続きが面倒であるため、おそらく投資対象を変更するにも一定期間の手続きが必要と思っています。

ですので、投資対象を変えたい、損切りしたい、お金が入り用になったから現金化したい、となっても解約までに時間がかかってしまい、小回りが利かないというデメリットもあるため、iDeCoは不向きだと判断しました。

5.結局は資産の切り崩しになる

iDeCoは将来の老後資金の資産形成のための制度で、若年期に積み立てて行った資金を働きにくくなった老年期に消費するという考えです。

ただ、この積み立てた資産を切り崩していくという考えに対し、個人的に少し懸念を抱いています。

資産の切り崩しはいわば有限なものです。いつか終わりが来ると思うと、目減りする資産は不安要素の一つになりそうだ、という考えです。

私が米国高配当ETFを選んでいる理由の一つもそれにあたるので、逆にiDeCoを選ばない理由にもなり得ます。

また、資産切り崩し時の暴落も懸念されます。

小回りの利かない制度であるのに、切り崩すのは60歳からです。

そのときに相場の暴落が来ていても淡々と切り崩していけるかは少し疑問が残ります。 

将来のある特定時期のことを悩んでもしょうがないかもしれませんが、想定しておくに越したことはないので、目先の節税で小銭を稼ぐよりも将来を見据えてどう転んでもいいように身構えておく方が、自分に合っていると思ったので、iDeCoは利用しないことにしました。

まとめ

ここまで、iDeCoを利用しなかった理由を紹介してきましたが、少しネガティブな説明になってしまいました。

また、利用しなかった理由は逆を言うと利用する理由にもなり得ます。

例えば、

1.手続きが面倒
→インターネットでの手続きが苦手な人にとっては書面で手続きの方が好まれる

2.商品に自由度がない
→商品選びに悩まなくて済む

3.税金の仕組みが難解
→節税にはなってるので十分恩恵は受けられる

4.投資対象が増える
→分散投資が可能

5.資産の切り崩しになる
→死ぬまでに資産を使い切ることができる

などといったことです。

結局は自分の想定する将来のシナリオがどうか?で投資対象、資産運用の方法は変わります。

自分自身であらゆる制度、仕組みを調べ尽くして、納得のいく形で資産運用を始めれば後悔も少ないと思いますので、まずは自分がどうありたいかを考えるところから始めてみましょう。

今回は「【資産運用】iDeCoを利用しなかった5つの理由」というお話しでした。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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