【米国株】為替レートの基本TTBとTTSとは?【資産運用】

資産運用

今回はこのような方向けの記事です。

為替初心者
為替初心者

外国株買ったけど、思ったより高くなってしまった

為替初心者
為替初心者

外国株の配当金受け取ったけど、思ったより少なかった

外国株を購入する時に注意しなければならないのが、為替レートです。

日本株の場合は売ったり買ったりすると手数料や税金を以外は手元に残る計算ですが、外国株の場合はさらに為替レートも影響してきます。

この為替レートの影響は意外に大きくて、現在保有している米国ETFも為替レートの影響を受けていてその意外の大きさに驚いています。

今回は為替レートの基本的な考え方と、特に米国株(ETF)を購入する際の注意点を解説していきます。

為替レートとは

為替レートとはなんぞや?ですが、日本銀行のQ&Aによると以下の内容です。

為替相場(為替レート)は、外国為替市場において異なる通貨が交換(売買)される際の交換比率です。一般に、わが国で最も頻繁に目にする為替相場は円・ドル相場ですが、そのほかにも様々な通貨の組み合わせに関する相場が存在します。

引用元:日本銀行HP

つまりは、外貨(例えば円→ドル)に換金する際に掛ける値が為替レートです。

計算例
購入したいドル:4,617ドル
為替レート:106.87(2020.8.28時点)
計算式:4,617ドル×106.87=493,418円

写真は実際の取引時のデータです。

TTB、TTSとは

まずは略語の正式名称は以下の通りです。

TTS:Telegraphic Transfer Selling rate(対顧客電信レート)
TTB:Telegraphic Transfer Buying rate(対顧客電信レート)
TTM:Telegraphic Transfer Middle rate(対顧客電信中値レート)

TTMが基準となる為替レートで、その値に為替スプレッドという各金融機関ごとの手数料を反映したのがTTSやTTBとなります。

このSell(売る)やBuy(買う)は金融機関側から見た場合の話では、こちら目線で言うと外貨を買う時はTTS売る時はTTBを用いて計算することになります。

簡単に言うと、高く買って、安く売らされます

計算例
為替レート101円/ドル、為替スプレッド1円の場合

TTM:101円
TTS:101+1円=102円
TTB:101-1円=100円

つまり同じ為替レートだとしても、買って、売るだけで2円も手数料として支払うことになります。

外国株購入で円貨決済する際の注意点

外国株での余力拘束についての説明は以前の記事の中で解説しました。

この中で出てくる約定レートも標準為替レートTTMに為替スプレッドを加えたレート(TTS)になっているため、TTMで計算をしていたら金額が不足する可能性があるため注意が必要です。

事前に計算をしていなくても決済前に確認画面が出てきますが、あらかじめ算出しておくと自分の想定していた購入額と合っているかの確認にもなるので、次の計画も立てやすくなっていいと思います。

為替レートを踏まえた上での米国株投資

為替レートは毎日変動します。

たとえ株価が動いていなくても、円換算した場合の損益がマイナスとなっていることがあります。

この為替レートによる損益の振れ幅は、株価が大きければ大きいほど株数も多ければ多いほどインパクトが大きく、私が最初に購入して現在も保有している米国総合債権ETF(AGG)もここ数ヶ月で約10万の含み損が出ています。

計算例
株価110ドル、口数474のETF、為替レートが106円→104円になった場合
購入時:110円×474口×106円=5,526,840円
現在:110円×474口×104円=5,422,560円
含み損:-104,280円

この為替による含み損については、実は為替が動く前から事前にシミュレーションしていました。(最悪を想定していたい性格なので)

債券は価格変動がそこまで大きくなく、為替レートについても多少下がったとしても配当金でペイできる、という想定ではありました。

米国債権はすぐ売るつもりはないので今のところ特に問題はないと思っていますが、実体験を持って為替の破壊力を知りました

今後は以前以上に為替の動きをウォッチしながら、米国株投資をしなければならないと思います。

ただ自分でどうこうできるところではないので、分散投資によるリスクの低減を念頭に引き続き買い進めていくのかなと思っています。

まとめ

ここまで為替のお話をしてきました。

正直、事前にある程度シミュレーションして覚悟はできていたのですが、この短期間で数円も動くことは予想していなくて、日本、世界の動きの激しさに驚いています。

とはいえ、経験してわかることも多いのでこの為替による値動きにも慣れつつ、想定外のことを減らせるように日々知識を蓄えていきたいところです。

今回は「【米国株】為替レートの基本TTBとTTSとは?【資産運用】」というお話しでした。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

コメント